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X-Techを支える技術【IoT】について解説

普及が進んでいる【X-Tech】について徹底解説!

モノのインターネット【IoT】

そもそもIoTって何?

IoT(Internet of Things)は、あらゆるモノをインターネットに接続する技術のことです。日本語では「モノのインターネット」ともいわれています。
かつてインターネットに接続される代表的なモノは、サービスを提供するサーバーとそのサービスを利用するパソコンやスマートフォン、タブレット端末などのコンピュータでした。ですが、様々な機器の操作や状態の把握、機器間の通信などにインターネットが利用されるようになり、IoTという概念が急速に広まったんです。
YouTubeのようにインターネット上のコンテンツを視聴できるテレビ、インターネットで提供される音楽配信サービスを利用できるスマートスピーカー、インターネット経由で映像を確認できる監視カメラ、スマートフォンをリモコン代わりにして使用するスマート家電など、すでに私たちの身の回りにはたくさんあります。
また、製造現場で使用される各種機器や、機器に取りつけられたセンサーをインターネットに接続して取得したデータをクラウドで解析し、製造状況を分析したり、機器の故障を予測したり、といった使い方もIoTの代表的なユースケースです。

IoTの普及に欠かせないIoTエンジニア

IoTエンジニアの主な仕事は「プロジェクトの設計」「プログラミングの実装とテスト」「システムの運用と保守」の3つです。ひとつずつ説明していきますね。
まずは「プロジェクトの設計」です。IoTエンジニアは、IoT開発の根幹となる企画・設計などの上流工程を担当します。システム開発の目的やクライアントが定義した要件に応じて、今後の業務の方向性を具体的に設計していきます。クライアントとのヒアリングやチームミーティングも欠かせません。
設計書が完成したらIoTネットワークを適切に構築するために必要なプログラミングを実装し、テストを行います。テスト項目表に沿ってバグを探し、修正します。トラブルが発生した際に臨機応変に対応できるよう、高い技術力が必要です。また、丁寧に取り組む姿勢や状況を総合的に把握するスキルも求められています。
バグを修正し製品をリリースしたら終わり、ではありません。正常に動作するようにシステムを保守したり、アップデートしたりもします。製品の保守作業はサービスを安定的に提供し続けるためにも重要ですよ。それに、セキュリティ対策の強化や現場での不具合への柔軟な対応は、ユーザーや顧客との信頼関係にも大きな影響を与えます。リリース後の適切なサポートを通じて、IoT市場をさらに強固なものにしていくのもIoTエンジニアの仕事といえるでしょう。

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